中国人の中華思想は骨絡み
中国人に関する本を読むと必ず書かれている重要な項目の一つが「中華思想」である。これは中国こそが世界の中心であり、文明の担い手であって、回りは全て蛮族であるとする歴史的に長い伝統を持つ中国人独自の考え方である。この考え方はどうやら中国人の骨絡みであるようだ。ところで「骨絡み」という言葉の意味をあらためて確認しようと思って国語辞典(新潮現代国語辞典)を調べたら次のように出ていた。
骨絡み ①梅毒が全身に拡がり、骨髄に入って疼き痛むこと。
②物事が深いところまで浸透していて容易に除けないこと。
私は②の意味しか知らなかったが、①が本来の意味だったのである。今回私は中国人の中華思想について「骨絡み」という言葉をたまたま使ったのであるが、これは全く適切な言葉遣いであったのだ。「中華思想」は中国人の歴史的病なのである。それも全く重症で、癒し難いものなのだ。
「中国人の中華思想」が私の頭に昇った切っ掛けは、昨日台湾の台風被害への慰問のためにチベットのダライ・ラマ14世を民進党が招請することとしし、それを馬英久政権の台湾政府がこれを認めたことに対して中国政府が「断固反対する」として民進党を非難する声明を発表したことであった。中国政府は自国のことに関して他国の政府が批判したりするとすぐに「内政干渉だ」と反発するのが常だが、今回の台湾へのダライ・ラマ14世の招請に関して「断固反対する」というのは、中国政府の大好きな言葉である「内政干渉」そのものではないか。どうも中国共産党王朝(これほど中華思想に骨絡みなのだから中国共産党の指導者は中国伝統の王朝の天子・皇帝と同じである)は台湾を、チベットや新疆ウイグル自治区などと同じように、台湾住民が望まなくても自国の一部と見做しているようなのである。これほど手前勝手な国家は世界にも他にないのではないか。
中国は市場経済を基本とするとした経済改革によって経済的には大国となったが、さらに政治大国として世界に君臨したいと考えているようだが、これこそは「中華思想」そのものの現れである。「中華思想」という異常な考え方を持った反民主主義の国家が世界にのさばるのは大いなる世界にとっては災厄以外の何物でもないと私は考える。私は中国人というものを、特に中国共産党王朝の本質を正しく理解して安易にその主張に賛同してはならないと考える。日中友好の名の下に過去に行なってきた日本政府の経済援助などは、自民党の政治家の不勉強による「歴史認識の過ち」を示すものであり、日本国民に対する裏切りであったと言っても過言ではないのである。今回政権を取ることがほとんど確実と思われる民主党も、その重鎮である小沢一郎氏が親中国派であるのは非常に問題であり、その点をシッカリと日本国民は見張っていくことが必要である。それでなくとも、小沢氏の人間としての資質には大いなる疑問符が残っているのである。とはいえ今回自民党を政権から引き下ろすことは日本のためには完全に良いことではあるのだが。
翻って自民党の動きを見ると、選挙運動で麻生首相が言っていることは出し遅れの証文にすぎない。何故もっと政権党であった時に早くから行なわなかったのか。自民党惨敗という報道がなされた結果の危機感が言わせているに過ぎない。麻生首相が声を上げて訴えている自民党の政権担当能力も経済成長政策も所詮官僚頼みのものでしかないのだ。自民党は自らの不勉強を官僚頼みでやって来て、その結果膨大な官僚たちの無駄遣いを許してきたが、そのことを全く反省していないではないか。
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